JGW-G1707468-v2

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KAGRAの現状

Document #:
JGW-G1707468-v2
Document type:
G
Submitted by:
Kazuhiro Yamamoto
Updated by:
Kazuhiro Yamamoto
Document Created:
30 Nov 2017, 23:01
Contents Revised:
03 Dec 2017, 23:37
DB Info Revised:
03 Dec 2017, 23:37
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JGW-G1707468-v1
30 Nov 2017, 23:02
Abstract:
富山大学理学部 理論物理学セミナー(2017/12/1)

2015年9月14日、アメリカのLIGO(4kmの腕をもつ)は重力波の直接検出に成功した。アインシュタインの予言より
実におよそ100年のちの快挙である。その後も観測を続け、2017年11月現在6回の検出を
報告しており、重力波観測の時代が始まったといえる。2017年のノーベル物理学賞がLIGOの
主要メンバーに授与されたのはまさにそれを象徴するものである。
日本では岐阜県の神岡鉱山内に基線長3kmの干渉計型重力波検出器KAGRAの建設が進められている。
KAGRAの他のkmスケールのにない大きな特徴は地面振動の小さい地下に建設されていうこと、
熱雑音低減のために鏡を冷却することである。
今回は干渉計型検出器について歴史も振り返りながら紹介し、KAGRAの現状を説明する予定である。
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